リトミックコラム⑥

リトミックと幼児教育について

リトミックとは、音楽教育のひとつです。小学校などで行われる一般的な音楽教育は楽譜を見て演奏したり、音楽に合わせてみんな同じ振付で踊ったりしますが、リトミックはそれとは違い、音楽を聴いて各自が「感じたように」反応し動作をします。

提唱者のエミール・ジャック=ダルクローズ(1865〜1950)によるとリトミックは「心と身体の調和を目指すもの」「音楽のセンスを培うもの」とされています。音楽をただ鑑賞するだけでなく、それを通じて自己表現を行うことで、各人の創造性や想像力を養うことに役立てていこうとするのがリトミックの目的とも言えます。

日本では、実際にこのリトミックが行われている場として最も多いのが幼児教育の現場です。子供が母親の話す言葉を聞いて言語を学んでいくのと同じように、音楽を聴いて身体を反応させることでより深い感性が磨かれ、表現力豊かな子供に育つとされています。

しかし、子供にリトミックを行う際に注意すべき点がいくつかあります。リトミックは子供の自発的な反応を重視する教育なので、子供自身がやりたがらない場合はやるべきではありません。音楽に合わせて踊りやリズム運動を「強制する」のでは、本来のリトミックとはかけ離れたものになってしまいます。子供にリトミックをさせる場合はまず第一に子供が「自分から」楽しんでリトミックを行っているか、に注意しなくてはいけません。また、はじめは恥ずかしがってやりたがらなくても、音楽を聴いていたり、他の子が踊っているのをみたりすると、途中から参加したくなってくる子もたくさんいます。子供がリトミックを「やりたくなったとき」がベストな参加のタイミングですので、子供にリトミックをやらせたい場合は、親がうまく興味を引くように誘導してあげるのもいいでしょう。

現在の日本の教育は、知識を吸収して覚えることに重きを置かれています。しかしこれからは吸収した知識を上手に表現して相手に伝えることとも重要になってきます。インプットだけでなく、アウトプットもきちんとできるようにならなければいけません。リトミックのいいところはこのアウトプットする方の能力を鍛えてくれるところではないでしょうか。子供のうちに、誰かと同じではなく、まさに「自分が感じたまま」動けばいいと学ぶことで、自分の行動に自信を持ち、自己表現の基礎が身に付きます。それはその子の人生においてかけがえのない力になるのではないでしょうか。

リトミックって何?

リトミックとは、スイスの作教育家であったエミール・ジャック=ダルクローズによって提唱された音楽教育法です。リトミックは、音楽やリズムに合わせて体を動かしたり即興の演奏を行ったりすることを通して、幼児や障害児の教育を目的とした音楽教育法です。
では具体的なリトミックの効果とは一体何なのでしょうか?
まずは音楽やリズムに合わせて自由に体を動かしたり、演奏したりすることでリズム感を養い、表現力や創造力を養うことが出来ます。音楽を自由に体現することはリズム感、そしてイマジネーションが必要になります。初めは上手く表現できなくとも、リトミック教育を通じて、その能力を高めることが出来ます。決められた楽譜通りに表現を行うダンスや歌では、子供のイマジネーションを鍛えることはできません。自由に音楽を表現するリトミック教育だからこそ、イマジネーションの力を養えるのです。
またリトミックは運動能力の発達を促します。音楽に合わせ自分を自由に表現することが出来るリトミック教育は、楽しみながら体を動かすことが出来るという点で、幼児や小さい子供の運動能力を高めてくれるピッタリの方法ではないでしょうか。
また先ほど述べたように、リトミックは障害児の教育法としても注目されています。感受性を高めてくれるリトミックは、障害児の発達にも効果があります。音楽を通じて楽しく学べることが障害児教育にも役立つのです。
リトミックのレッスンにはいくつか種類があります。まず紹介するのは英語リトミックレッスンです。このレッスンは英語教育をリトミックで行おうとするものです。例えば英語の歌をリズムに乗って歌ったり、英語の曲をダンスで表現したりします。そうすることで英語特有の発音やリズムに慣れることができ、楽しみながら英語を学ぶことができます。私たちも歌の歌詞はすぐに覚えることができますし、なかなか忘れませんよね。つまりそれと同じようにリトミックを通して英語を学ぶことは、英語を覚えやすい状況を作り出してくれるのです。
またベビーレッスンというものもあります。これは言葉をまだ話せない0歳児の教育として効果があるレッスンです。赤ちゃんは言葉よりも、音やリズムに反応を示します。赤ちゃんが受け入れやすい音楽やリズムを使うことで、赤ちゃんの心や脳を刺激します。ベビーレッスンでバランスの良い刺激を与えることは、赤ちゃんの能力の発達に役立ちます。
リトミックはこのように音楽を通じた教育法です。子供の限りない可能性を伸ばすために、リトミックを始めてみませんか?


リトミックの概要とその内容について

リトミックとはもともとスイスの作曲家で音楽教育家でもあった、エミール・ジャック=ダルクローズ(1865〜1950)によって提唱された音楽教育の考え方です。
リトミック自体はフランス語で、「良いリズム」の意味です。
リズムをメインのテーマとして、体や心の動きを音楽に結び付けることによって感覚機能を磨こうという音楽システム、つまり音楽と動きを融合させた教育スタイルです。

日本ではすでに明治時代に紹介されています。
また作曲家山田耕筰氏がドイツの留学中にダルクローズのアトリエを訪れ刺激を受けたといわれています。

リトミックは現在では音楽教育だけにとどまらず、舞踏、ダンス、演劇、あるいは幼児教育の1つとして、また障害を持つお子さんの教育などにも応用され指導に取り入れられています。

リトミックの目的としては、簡単に言うと音楽を通じてひとりひとりの自己表現を促すということです。
ダルクローズ自身は「心と身体の一致そして調和を促す」と言っています。
もともとは「リズム運動」「ソルフェージュ」「即興演奏」の3部門からなるものでもあり、音楽を楽しみながら、精神と身体がバランスよく成長できるよう手助けをするものと言えます。

ではリトミックとは具体的にどんなことをするのかというと、これはそれぞれの教室などでそれぞれのやり方があり1つではまとめられませんが、おおまかな感じとしては、まず初めに指遊びや手遊びなど音楽にのって行ったりします。
そのまま音楽に合わせて踊ったり動いたり、体操のようなことをすることもあります。
そのあと音やリズムの変換にすばやく反応していく「即時反応」を楽しみます。
これは音の強弱、高低、あるいは大小、テンポを聞きわけ即座に体を使って表現していくことです。
たとえば大きな音がしたら大きい動きを自由にします。音が小さくなったらそれに合わせて好きなように小さな動きをしてみるといった具合です。
またピアノなどでスキップしたくなるような音楽ならスキップしたり散歩したりして、急に音が止まったら即座に自分も体の動きを止めたりするんです
耳で音を聞き、判断し動きに結び付けるということを音楽を楽しみながら行うことで感覚機能が磨かれ、感性や判断力なども総合的に進歩していきます。

リトミック教室にはいろいろな先生もおられますしやり方もありますので、教室を見つけたい時は必ずまず子供さんと一緒に見学をしましょう。お試し参加の機会があればぜひ参加してみてお子さんに合った教室を見つけてください。


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