リトミックコラム⑧

リトミックが養うこどもの能力とは

音楽教育のリトミックってご存知でしょうか?聞いた事がない方も多いと思いますが、音楽教育としては歴史も古く注目も教育法なのです。


【リトミックとは何ですか?】

リトミック(Rythmique:仏/Eurythmics:英)とはスイスの音楽家であるエミール・ジャックダルクローズ(1865-1950)が開発した音楽教育のプログラムになります。ダルクローズは音楽学生にトレーニングの授業を行う過程において「技術ではない感性を高めるにはどうすれば良いのか」を模索していました。その結果、勉強ではない身体で感じる教育プログラムであるリトミックが生まれたのです。日本においては、明治時代に山田耕筰がダルクローズの元に赴き大きな影響を受けたとされています。

【リトミックの内容とは?】

リトミックとは各個人の自己表現を養う方法です。やみくもに楽器を習うのではなく、その楽器の音に親しみ音楽を聴く、その感動を身体で表現しても良いし演奏しても良いのです。リトミックには共通の目的はありません。各人が身体で感じた事をそれぞれに表現すれば良いでのです。つまり音楽による自己表現やコミュニケーションを養う教育法なのです。

【こどもの為のリトミックとは?】

リトミックは教育法と言っても学習をする事はありません。自然に音楽と親しむ事により音感、リズム感などを養い、音楽の楽しさや基礎を学びます。それにより、子供が持つ感受性を高め表現力や集中力、創造性のセンスを向上させます。リトミックはスポーツではありませんが、集中力や想像力が養われる事により運動センスの向上にもつながり、野球やサッカーなどの競技にも有効とされています。

【リトミックのスクールを探す】

リトミックのスクールは様々なところにあります。中には「ベビーリトミック」と言う0歳児から始めるリトミックスクールもあります。赤ちゃんは言葉を覚えるよりも先に音楽に反応すると言われています。赤ちゃんにとって音楽は心地よい刺激であり、自然に身体も反応します。赤ちゃんが心地よいと思える音楽を与える事で、赤ちゃんも集中してリズムや音感を吸収していくのです。

このようなスクールは親子で楽しめる所も多く、音楽による赤ちゃんとの新しいコミュニケーションが生まれてきます。それにより、お母さんも赤ちゃんの成長を身近で感じられる事が出来き、子育ての幸せを実感する事になります。

子供のリトミックスクールでは音楽教室も兼ねているところが多く、リトミックで感受性を高める事により次のステップとしてピアノ、管楽器などに挑戦する事が可能になります。特にダンス分野においては、基礎であるリズムが重要であり子供時代に培ったリズム感は最大の武器になるでしょう。

勉強的教育とは違う基礎能力の開発でもあるリトミック。子供の将来の道を広げる為にも挑戦してみてはいかがでしょうか?




リトミック教室の選び方

リトミック教室に子供を通わせたいと思った時、まずはどの教室が適しているのかという点から考えていく必要があります。

リトミック教室には、専門的に学んでいくところもあれば、アットホームな雰囲気の中学んでいく教室も存在しています。
特に子供の才能を引き出してあげたいと思った時には、専門性の高いリトミック教室が最適ですし、逆にみんなと仲良く教わったほうがよいと思った時にはアットホームな雰囲気の教室が合っています。

このように、目的によっても最適な教室を見つけていく必要があるのです。

また教室の中には、リトミックについて専門的に学んだだけではなく、その資格を有している講師が在籍しているところもあります。
資格を取得している講師がいれば、正しいリトミックのレッスンを受けることができますので、親としても安心してお任せすることができますね。
子供の音楽の才能だけではなく、感性も伸ばしてあげたいと思った時には、リトミックの資格を有している教室を選ぶようにしましょう。

勿論、リトミックのレッスンは、大手の音楽教室でも行われています。
大手の教室では、楽器を使ったり歌を歌ったりと、様々な方法でレッスンを行っています。
それぞれの教室によってもそのレッスン内容には違いがありますし、対応している子供の年齢も違ってきますので、まずはそれぞれの教室のレッスン内容などを把握しておくとよいでしょう。

もっとお安く気軽な雰囲気の中、子供にリトミックを習わせたいと思った時には、サークルに加入してみるのもお勧めです。
サークルでは、それぞれの地域の公共施設を利用して、定期的にリトミックのレッスンを行っています。

リトミック教室というと、教室によっては月に払わなければいけない料金も高額になる場合もあります。
この場合には、金銭的に余裕がない状態ですと、通わせることにきつさを覚えてしまうでしょう。
まずは無理なく通わせられる教室を見つける必要があります。

その点サークルであれば、毎月それほど大きな金額をかけることなく子供を通わせることも可能になります。

このように、それぞれの教室によっても教え方や料金、その質にも違いがあります。
満足できる教室を見つけたいと思った時には、体験レッスンを上手に利用してみるのもお勧めです。
体験レッスンでは、親子同伴で参加することもできますので、どのようにレッスンを行っていくのかそのレッスン風景も確認することができますし、安心できる教室を見つけることも可能になります。

リトミックの基本 体で音を表現する

リトミックは、スイスの作曲家であり教育家であった、エミール・ジャック=ダルクローズによって考案された「リズム運動」「ソルフェージュ」「即興演奏」の三部門からなる、音楽を総合的・効果的に体得するためのメソッドです。 
体験・経験をすべての根本とし、音楽とともに動き、歌い、読み、書き、表現することを通じ、音楽を感じとることの大切さを学び、あわせて音楽に必要な諸能力を育てます。 

人間の持つ五感の中でも、とりわけ聴感覚は、脳の成長・作用と深い関係にあり、音楽により諸器官を総合的に刺激することによって、敏捷性・集中力・判断力・記憶力などを高め、イメージする力・表現力・協調性・積極性・社会性なども効果的に養います。 

リトミックとは本来、「よいリズム」「流れ」という意味ですが、体験することを全ての基本として「聴く」「歌う」「演奏をする」といった音楽で学ぶあらゆることを「体を使って表現する」ことに融合し、身体の中にあるリズム感を訓練すると同時に、音楽をより深く感じ表現できるようにしていきます。

初めて譜面を手にしたお子さまが、そこに書かれている音符をどのくらい伸ばして良いのか、音楽記号をどのように表現するのか・・・そういった感覚を身につけるのは、とても大変なことです。
そのようなことをまずは「体を使って、動く」ことで、音楽的感覚を身につけていくのがリトミックです。
音楽を楽しみながら、精神と身体がバランス良く成長できるよう手助けする———それこそが、リトミックの重要な目的なのです。

リトミックについて研究を重ねるに従って、次第にその多面性から「一般教育(特に幼児教育)」「他芸術家の教育」「障がい者の教育」「生涯教育」へと進展していきました。
現在では、音楽・体育・舞踏・演劇・造形・幼児・児童・老人・障がい者などの教育・訓練・療法として、リトミックの手法が活用されています。

幼児教育におけるリトミックでは、集中力を高めること、一定の速さで拍子やリズムを保つこと、頭で考え体を使って表現すること、無意識にある音楽的感覚を引き出します。
リトミックでは集中力を高めるため即時反応の活動を行い、決められた動きではなく感じた音を表現する能力を身につけます。

解っていることを解っているように表現することは大人にとっても大変困難です。リトミックを通し幼児は 「見る」 「聞く」 「触れる」 ものすべてを身体全体で表現し、イメージ能力を大きく成長させ、心に浮かんだことを表現する力を育んでいきます。

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また、レッスン中に生じた盗難、怪我その他事故についても、当教室に故意または重過失がない限り、責任は負わないものとします。お子様同士の当スクール内外でのトラブルについても同様とします。
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