リトミックコラム⑩

初めてのリトミック選びとレッスン内容

リトミックとは、スイスの音楽教育家で作曲家でもあったエミール・ジャック・ダルクローズが開発した音楽教育の方法の一つです。ダルクローズ音楽教育法とも呼ばれ、その教育スタイルは特徴的で、音楽と動きを融合しています。
音感を育てる事に重点を置き、幼い頃から突然楽器や譜面を学ばせるのではなく、音を聞き、それに合せて体を動かす事で、音楽の楽しむ、感じるという事を学びます。こうする事で、音感だけでなく、集中力や判断力、行動力などを自然と身につける事が出来ます。
日本人では、山田耕筰もドイツ留学中にはダルクローズを訪ね、大きな影響を受けたという事です。
その後、日本では演劇や舞踊のレッスン、また幼児教育や障害児教育にも活かされています。

リトミック教室を利用したい、そう思ったらまずは教室探しです。
リトミック教室は全国に存在しますが、今はネットで近くの教室を検索する事も出来ますし、地域の市報や掲示板を注意して見ていると、生徒の募集を見つける事が出来るでしょう。
また母親同士でどこの教室はどんな雰囲気か、といった情報交換も大切です。

リトミックのレッスンでは、3歳頃までは母親と一緒に学習します。
まず先生や母親が音楽を聞き、感じたまま動きをする様子を子供に見本として見せます。幼い子供はまずは人を真似する事から始まり、それが自分で感じたまま動くように変化していきます。
また、グループレッスンする事によって、他の子供や母親と組む事もあり、他者とのコミュニケーションを自然と学ぶ事になります。
自宅でもそのレッスンが終わりではありません。リトミックは場所を選ばず出来る事です。母親、又は他の家族も一緒になり、音楽を聞き感じたまま体を動かすだけ、そしてそれを楽しむ事、まさにそれがリトミックの基本理念なのです。

リトミックは体操やお遊戯といったものとは違います。
最も違うのは、その動きは自発的にするものだという事です。体操やお遊戯は決められた動きを指導し、同じ動きを繰り返して覚える事になります。
ですが、リトミックは自ら感じ、思考し、その時々の動きを自ら発する事に意味があります。逆に、全く同じ動きを繰り返すという事はなく、その必要もないのです。

リトミックの発展形として、ピアノ、英語なども学べるリトミックがあります。
それらも、あくまでも幼児の時の音楽を聴き体を動かす教育が根底にあります。自ら感じる心を養ってからこそ、ピアノや英語教育に進めるのです。最初からいきなりピアノを学ばせ型にはまったただ楽譜を追うだけの指導より、リトミックの幼児教育を経た生徒は、音楽を感じながら演奏出来るようになります。
英語も他の教室のように単に言葉を覚えさせるのではなく、英語の歌で体を動かしながら、ゲームをしながら、といった様に、頭ではなく体で覚える事を指導します。

幼児のリトミック教室

お子さんに音楽を習わせたいけれど、まだ楽器は早いかも、という時に、候補にあがるのが「リトミック教室」ではないかと思います。リトミックという言葉も、ここ数年ですっかりポピュラーになりましたが、全ての幼児向けの音楽教育がリトミックである、というわけではありません。リトミックとは、スイスの作曲家であるエミール・ジャック・ダルクローズが考案した音楽教育で、対象は幼児だけとは限りません。

日本でリトミックを習う際には、大手の音楽教室のリトミックコースに通わせるか、個人の先生に習うか、といった方法から選ぶことになります。ここで注意しなければならないことは、先に触れたように、幼児むけのコースだからといって、リトミックとは限らないということです。おともだちやママと一緒に音楽を楽しめればいい、といったスタンスで選ぶのであれば、あまりリトミックにこだわる必要もないかもしれませんが、リトミックとそれ以外の幼児向け音楽教室とでは、目的やラーニングの方法に違いがあります。

もっとも大きな違いとしては、リトミックは生演奏が基本、ということがあげられます。なぜなら、リトミックは「音楽にあわせて決められたことができる」ということを目的にしているのではなく、音楽をきいて、自ら好きなように表現をする、ということが目的だからです。CDの音源で動くのは、例え自由度があったとしても、お遊戯に近いものです。リトミックでは、子どもが自ら音をきく姿勢をとり、音楽に親しんでいきます。その課程でリズム感や音に対する反射神経、集中力といったものが身に付いていきます。

そのため、生演奏によるリトミックは、楽器を習わせる前の下準備としても有効です。ピアノやバイオリンはできるだけ小さい頃からはじめたほうがいい楽器ではありますが、その前にリトミックを習わせることで、レッスンに対してとりくむということを自然と子どもが身につけるという期待もできます。

リトミックは親子で参加できるものも多いと思いますが、正解のある指導方法ではないので、マナー違反になるようなことがなければできるだけ見守ること、合わなそうなお教室で無理はさせないことが大事です。また、楽器を習わせる準備としてリトミックに通わせるのであれば、楽器レッスンにうつるタイミングも見失わないようにしましょう。リトミックからの移行は、リトミックでも使用するピアノが1番スムーズではないかと思いますが、遅くとも5才までにはレッスンを始めたいところです。r



リトミックは子どもから高齢者までいろんな効果が期待出来ます

リトミックってご存知ですか?リトミックとは音楽を通して心や身体の発達を促したり、周りとの協調性や自立を促したり出来る音楽教育の一つです。特に子どもの教育現場でよく利用されています。
 リトミックって実際にどんな事をするのかというと、例えば音楽にあわせて歩く、テンポが変われば走る、ゆっくり歩く、音が止めば止まるなど音に合わせて体を動かしたり、同じように音に合わせてボールで遊んだり、動物のものまねをしたりと色々な事を音楽とともに行います。こういう簡単な事と思っても耳で聞いた音楽に合わせて瞬時に次の行動を取ることで、集中力や判断力、リズム感など人間として必要な感覚が養われます。また体を動かしたり、思い思いのまま自己表現をすることで体の健全な発達を促すんですね。また乳児時期のリトミックでは親子で行う事で本人だけの心身の発達だけでなく親子のスキンシップによる親子が良好な関係を築く効果があったり、幼児になるとお友達と一緒に様々な事を行う上で人間関係をよりよく築く基礎にもなります。
 このように音楽に合わせて行うことで楽器を弾くという技術ではなくリズム感や音感など感覚的なものや、体を動かす事でバランス感覚や運動能力、周囲と合わせて行う協調性や反対に自己表現をしたりと人間力を磨くことができます。最近は英語で行うリトミックもあり、英語の基礎も楽しく得られると大変人気です。
 このリトミック、子どもだけに有効かとおもいきや、今では子どもだけのものだけでなく高齢者にも有効と高齢者向けのリトミックも取り入れられています。高齢者の場合も子どもと同様、音楽を通して体を動かしたり歌ったりします。子どものように走り回る事は出来なくてもゆっくり歩いたり、足踏みをしたり。歩くのに支障がある方は椅子に座ったままでも体を揺らしたり、足踏みする事も出来ます。また指をグーパーする、手拍子をするなど手の運動もすることもできます。子どもと同じで集中力や判断力が必要になりますし、脳を活性化させ認知症予防にもなります。もちろん体を動かす事で運動機能を衰えさせないようにする効果も得られます。声を出したり、歌う事でストレス発散になりますし精神面にもとても良い効果が得られます。
 このようにリトミックとは幅広い世代で効果が得られるとても素晴らしい音楽療法です。音楽を通して心身の発達を促し、より豊かな生活を送るためにとても有効なものです。

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