リトミックコラム⑪

リトミック教室の選ぶ基準とリトミックで育つスキル

リトミックをすることによって、多くの成果が見られますが、中でも育てやすいものが音楽のセンスとリズム感です。
リズム感というものは、音楽だけでなく、運動においても求められるものですし、将来さまざまな趣味を楽しむことにおいてもとても役立てていける存在です。
リズム感が鈍感ですと、幼稚園や小学校でのおゆうぎが出来なかったり、上手く歌を歌えなかったり楽器を弾けなかったりといった原因に直結してしまいます。
リトミックでは、音に応じて、動いたり止まったり、手足を動かしたり、飛んだり跳ねたりと体を動かすことが出来ます。
ただ体を動かすだけでなく、音楽に応じて臨機応変に動作を楽しめるということがポイントです。
耳を育てることが出来ますし、体全体で音楽を受け止めて、音楽を自分らしく表現することが可能になります。
音楽を楽しむことを覚えて、それを豊かに表現する能力を育てることが出来るでしょう。

リトミックは、小さいお子様もたくさん習われております。
将来ダンススクールやバレーのおけいこを習わせようと検討されておられる方や、まだ指が出来上がってないからピアノを習わせるのは早すぎるといったお子様の下準備としても、大人気です。
リトミック教室では、グループレッスンのものと個人レッスンのものがあります。
また、レッスン代もさまざまですが、楽器や本などの教材が含まれていない場合もあるので、事前に確かめておくことが大事になってくるでしょう。
グループレッスンでは、同年代のお子様たちとのおしゃべりや触れ合いを楽しめる効果が期待できます。
お子様が成長するにつれて、そのような仲間たちとさまざまな動作を共にする喜びを見出したり、協調性と自主性の発展と成長に、優れた効果が期待できるでしょう。
しかし、設備面や先生の考え方においては、個人レッスンと比べますと不利であることが多いです。
大手のリトミック教室でも、先生が生でピアノなどを弾かずに、生音でないCDに演奏や伴奏を頼り切っているケースが見受けられる時があります。
リトミックの醍醐味は、やはり楽器を演奏する先生の姿と、生の迫力のある音を楽しめることですから、出来れば生演奏を豊富におこなってくれる教室がおすすめです。
また、グループレッスンでは機材が不足していてお子様に楽器がいきわたらないケースや、先生の目が行き届いていないことが時々あります。
一人だけでなく複数人でレッスンをしてくれる教室を選んだり、設備や機材に気を配ると安心です。
個人のリトミック教室の場合は、先生との相性が大事です。
お子様が楽しく生き生きと過ごせるような環境で、音楽と触れ合える教室に出会えると安心です。





0歳から始めるベビーリトミック

リトミックとは、スイスの作曲家で音楽教育家のエミール・ジャック・ダルクローズ(が考案した音楽教育法です。
リトミックとは本来、「よいリズム」「流れ」という意味ですが、体験することを全ての基本として「聴く」「歌う」「演奏をする」といった音楽で学ぶあらゆることを「体を使って表現する」ことに融合し、身体の中にあるリズム感を訓練すると同時に、音楽をより深く感じ表現できるようにしていきます。

ダルクローズが考案したリトミックは当初、音楽家の育成を目標としていましたが、研究を重ねるに従って、次第にその多面性から「一般教育(特に幼児教育)」「他芸術家の教育」「障がい者の教育」「生涯教育」へと進展していきました。現在では、音楽・体育・舞踏・演劇・造形・幼児・児童・老人・障がい者などの教育・訓練・療法として、リトミックの手法が幅広い分野で活用されています。

日本では「ベビーリトミック」といい0歳児から始めるリトミック教育を提供する教室も数多くあります。

ベビーリトミックとは、『0歳児の無限の可能性を育てる』、『母親が笑顔で子育てをする』を目的としてつくられた、0歳児に最適な音感幼児教育カリキュラムを指します。 
生まれたばかりの赤ちゃんには無限の可能性が秘められています。
成長段階で、さまざまな刺激を受けることにより、脳の神経細胞は発達していきます。
多くの刺激によって、賢く、柔軟な脳が育っていくので、0歳児のうちから良い刺激をバランスよくたくさん受ける環境をつくってあげることが大切です。
しかし生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ立って歩くこともできず、言葉を発することもできません。そんな0歳児にできることは限られています。
そんな中、赤ちゃんにとってよい刺激を自然に心地よく受け入れられるのがリトミック教育法です。
ベビーリトミックは、0歳児が反応する大切な要素「音」と「触れる」がリトミックレッスンにあることに着目しています。
 「音」とは、『心地よい音楽』と、もう一つは、『声』と考え、そしてその『声』とは、母親の声と指導者の声です。
 それらの心地よい「音」が効果的なタイミングで構成され、母親と触れ合いながら行なうのがベビーリトミックの醍醐味です。
また、ベビーリトミックには、母親自身も楽しむことも大切な目的です。
育児に疲れていては、赤ちゃんに対していつも笑顔で接することが難しくなることもありますが、赤ちゃんにとって一番大切なのは、母親の精神的な安定なのです。
ベビーリトミックで親子の楽しい時間を過ごすことによって、よりよい親子関係を望むことができます。

リトミックレッスンの内容

リトミックレッスンは色々な教室があります。主なものは幼児や小児に対して行っている所が多いですが、障害者の心身改善や、精神疾患の心身改善、認知症の改善、予防、老化の予防など様々なケースに対して用いられています。

幼児に対してのリトミックレッスンとしては、最初は親御さんと一緒に音楽を聴きながら体を少しずつ動かすという事を行います。童謡などの子供さんが好きな音楽を、お母さんと一緒に聞きながら、スキンシップをしたり、手を繋いで歩いたりして、「音楽は楽しいもの」という事をしっかり認識させるようにします。

このステップが終ると、今度はおもちゃや楽器などを使って、音楽に伴奏をしたり、思うがままに踊ったり手を叩いたりさせるようにします。音楽を聞くと気持ちが楽しくなり、その楽しさを自分の思うがまま表現出来るようにします。

このステップが終ると、今度は個々にダンスなどで音楽を表現出来るようにしていきます。又、自分の好きな音楽を明確化し、その音楽を聞くことによって想像力を掻き立てて体を動かすようにします。

このリトミックレッスンにおいて一番大事なのは、ダンスを覚えさせるということではなく、音楽は楽しいもので、その楽しさを体で表現するという事を植え付けることです。逆にしてはいけないのが、ダンスなどを強要して型に押し込めるという方法です。これはリトミックの考え方とは反したものであり、絶対にしてはならないとされています。

障害者や認知症、高齢の方などのリトミック教室では、主に音楽を流し、その音楽を感じたままに体を自由に動かすという方法を用います。中にはユニークな踊りを披露する方もいて、笑いが多くなりその方面からも心身の改善に有効だと考えられています。リトミックダンスのように、普段は大勢で音楽を聴いて体を動かすという機会はあまりありません。なので、ただ参加するだけでも、参加者には素晴らしい刺激になり、心身にいい影響を与えることが出来ます。この場合も、肝心なのは動きなどを強要することなく、自由に楽しく体の赴くまま動かすという事を行うようにします。ご老人においては、運動不足の解消も目的としている所もあり、音楽を聞きながらストレッチや反復運動などを行っているところもあるようです。

リトミック教室のレッスン内容は、個々その教室によって異なっています。基本的には音楽を聴いて体を動かすという事になりますが、どこの教室も間違いなく心身が明るく元気になるようです。

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