リトミックコラム⑯

リトミックの楽しみ方とお子様の成長

リトミックとは、音楽を頭の中や表面的に学ぶのではなく、五感と体全体をふんだんに生かして、音楽と接することによって、さまざまな音楽の楽しみを見出すことが出来ます。
リトミックはやった人しかわからないくらい、素晴らしい楽しみで満ち溢れています。
音楽的に非常に役立つ感性である、音感やリズム感はもちろんのこと、音楽を想像する上で重要となってくるような創造力や、演奏においての表現力の習得も非常に期待することが出来るでしょう。
このような音楽的な感性は、リトミックをすることによって効果的に身に付けることが出来ます。
ピアノを演奏するにあたっても、音楽の表現の仕方がわからない場合では、上達が見込めません。
音楽の基礎的なセンスや、楽しみ方を事前にリトミックで学んでいた場合ならば、音感が育っているので楽器のテクニックが身に付きやすいですし、演奏においてのテクニックを活かすうえにおいて求められる、表現力や思考力といった課題もクリアすることが出来るでしょう。
将来、お子様にピアノやバイオリンを習わせたいとお考えのお母様方は、ぜひリトミックの教育を検討してみてはいかがでしょうか。
リトミックの教育は、赤ちゃんからおこなうことが出来るものもたくさんあります。
赤ちゃんの寝つきがよくなったり、笑顔が増えたりと、音楽と触れあうことによって、さまざまな良い効果を期待することが出来ます。
お子様が小さいうちにおこなうリトミックのレッスンは親子がペアとなって楽しむことが多いです。
小さなお子様にとって、お母様の声というのは安心できるものですし、心に響くものです。
お母様と一緒にリトミックを通じて音楽を楽しみながら、動いてみたりスキンシップをしたりといったことは、健やかな心の成長と安らぎと楽しみの時間をもたらしてくれます。
楽しい音楽を生で聞くことによって、お子様の体が自然と動き出すように、工夫されていることが多いです。
鈴のような楽器を使ってみたり、木琴をたたいてみたりして、自分の手によって何らかの音を出してみるといった体験も楽しめるので、お子様にとっては本当にワクワクするようなことでしょう。
お母様とスキンシップしながら、一緒に踊ってみたり、歌ってみたり、楽しい時間を過ごせます。
身体の動きにおいてもよい成長に繋がりますし、小さいお子様は何事も吸収と成長が早く柔軟性に富んでおりますので、音楽性の成長だけでなく、心や身体などさまざまな面において優れた感性を磨くことが出来るでしょう。

リトミック教室の費用対効果

一口に「リトミック」と言っても、演劇のプロを対象にした表現力を磨くためのリトミック教育から始まり、心の健康を取り戻すためのリトミック教育、そして乳幼児を対象にしたリトミック教育など、本当に多岐にわたっています。
そこでここでは、日本国内で一般的な、乳幼児を対象にしたリトミック教育に限定して、お話をさせてもらいたいと思います。
「乳幼児を対象にしたリトミック教室」という言葉を思い浮かべて、どのようなイメージを持つ方が多いでしょうか。
「お母さんと赤ちゃん、あるいは小さな子ども達が、音楽に合わせて楽しそうに体を動かす教室」
ほとんどの方は、この様なイメージを持つと思います。
これは現実として、表面的に見るとリトミック教室で行っている授業内容は、その通りなのです。
そして冷静な方なら、次の様に思考を進める筈です。
「月々、数千円の月謝を払ってまで、そんな教室に通うメリットはあるのだろうか?」、「音楽に合わせて体を動かすだけなら、ダンス教室やピアノ教室の方がメリットはあるんじゃないの?」などという思考です。
我々現代日本人は、経済的に優れた教育を受けている為、どうしても費用対効果、コストパフォーマンスをいう事をついつい、意識してしまいます。
「教育に関して、この様なコストパフォーマンスの議論をすることは下品である」という意見もあることでしょう。
「リトミックの理想は音楽を通じて人間性を高める事にあり、その様な低レベルで即実的な効果をもとめる事は間違っている!」と、業界の偉い先生からはお叱りを受けそうな気もしてきます。
しかし、リトミック教室を利用して下さる利用者にとっては、これは切実な問題です。
貴重な生活費の中から、何とかして教育費を捻出して授業を受けて下さるのですから、この種の議論は、もっと真摯になって行うべきだと感じます。
そこでここでは、リトミック本来の思想や教育論抜きで、現実的なメリットを考えてみました。
考えられる事として、ピアノ教室やダンス教室など、他の音楽教育の前段階的な音感教育を学ぶことができます。
「ピアノをするには早すぎる、ダンスを学ぶには早すぎる」といった年齢に、音楽と共に体を動かす楽しみを味わう事で、「音楽とは楽しいものだ」と心底、体得することができるのです。
ことわざにも、「三つ子の魂百まで」といったものがあります。
以後の長い人生における音楽教育で、様々な挫折を味わう事もあるかもしれません。
しかし心の奥底で、音楽の楽しさや良さを理解している子ども達は、決してくじける事は無いでしょう。
また同年齢の子ども達とふれあったり、リトミック教室の刺激により、情操面の発達や、知能の発達が期待できます。
この現実的メリットと月謝に費やす費用を判断して頂いて、リトミック教室を利用する必要性があるかないかに考えを巡らすのも、よい事だと思います。

小さな子どもたちにはリトミックを教えよう

リトミックという言葉はあまり聞きなれない方もいるのではないでしょうか。リトミックとは、音楽やリズムに合わせて自分の感じた事を体を使って自分なりに表現する教育方法です。リトミックという教育方法はスイスから発祥し、日本においても昔から教育関係者の間では知れ渡っているものなのです。そもそもこのリトミックという教育方法がどれほど子どもたちに効果的なメリットがあるのかと疑問に思う方もいると思います。確かにこれを実行し続ければ絶対に頭の良いセンスのある子どもに育つという保証はありませんが、あらゆる方面においての可能性を発揮するのです。
その方面とは、記憶力・集中力・創造性・社交性においてです。普段の生活に生かされる記憶力・集中力の点では、学校での勉強やその他習い事に大きな影響を及ぼします。その実力が評価され、クラスのまとめ的な存在となったり、良い中学・高校・大学・企業へと子どもが一流な人間へとステップアップできるのです。
また、創造性の点では芸術関連はもちろん人の痛みや人生の奥深さを自分の判断や思考で的確に処理できるようになるのです。この創造性というのは、昨今言われている何事も無感動で無関心な人で、その結果いじめを見ても見ないふりをしたり、不幸な人を平気で中傷する人間になることを防ぐ役割を持つのです。
そして、社交性においては現代社会の中ではとても重要な要素の一つになります。それは、子どもから大人まで永遠に続く影響を及ぼす要素なのです。例えば、学校内でのクラスメイトと上手く付き合ったり、外国人とのコミュニケーションにおいても良い具合で馴染める可能性を持ちます。この要素が育っていると、自分の子どもがいじめられることはほぼないと思って良いでしょう。なぜなら場の雰囲気や相手が言いたいことを身振り手振り・表情・行動・言動から推察することが可能だからです。
これら4つの大きな要素が同時に向上・強化することを可能としているのがこのリトミックと呼ばれる教育方法なのです。そこで、この教育方法で一体何をするのか、難しいことを子どもにさせるのではないかと不安に思われるかも知れません。しかし、私が最初に記したように、ただリズムや音楽のメロディーに乗って自分なりの表現を体を使って行うだけなのです。そして子どもに音楽というのはとても楽しいものだと知って貰ったり、その音楽を体で表現することで、まだ間もないお子さんという新芽がやがて綺麗な花を咲かせる大きな樹木となるような人間へと成長させて行くのです。


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